12月からオンライン査証申請がスタート
2021年12月07日
ウランバートル
海外ビジネス情報
◇12月からオンライン査証申請がスタート
国のサービスへのアクセスを緩和する目的で、モンゴル外国人・国籍局はサービスを段階的にデジタル化する。同局は、12月1日から査証全種のオンライン申請の受付開始を発表した。
この法律によって、モンゴルの在外公館は外国人にビザを発給することができる。これは特に需要の高いサービスの一つであり、ウェブサイトimmigration.gov.mnからビザ申請できる。
ビザ発給までの標準的な日数は5営業日。緊急の場合は3日となる。(MONTSAME 11月25日)
◇モンゴルでもオミクロン株対応措置
南アフリカ共和国新型コロナウイルスの「オミクロン」変異株が確認されたことを受け、モンゴルはこの変異株が確認された国から、また、これらの国を経由した外国人の入国を禁止した。
変異株が確認された国に滞在したか、経由地としたモンゴル国民に関しては、国家非常事態委員会は、10日間の隔離を義務付けることを決定した。
オミクロン株が「懸念される変異株」に指定されたことから、非常事態委員会を指揮するアマルサイハン副首相は、医師を交えた委員会の会合で前述の決定を発表した。
南スーダンでは今のところオミクロン株は確認されていないが、非常事態委員会は同国から帰国したモンゴルの平和維持部隊を10日間の隔離とした。さらに、空港や自動車検問所、国境地帯などでは、乗客、企業スタッフ、機関の職員が新型コロナウイルスの感染検査を受ける。(MONTSAME 11月29日)