沿海地方の対日貿易が28%拡大

2021年12月09日

ハバロフスク

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◇沿海地方の対日貿易が28%拡大

今年1~9月の沿海地方の対日貿易高が昨年同期比で約28%拡大した。対日輸出の拡大では穀物、牧草、養蜂製品などが貢献した。

沿海地方政府広報室によれば、同地方のオレグ・コジェミャコ知事が吉田謙介在ウラジオストク日本国総領事と面会し、このように述べたという。コジェミャコ知事によれば、新型コロナのパンデミックによる規制解除後の沿海地方と日本の完全な連携の再開が沿海地方政府の優先課題の一つだ。吉田総領事は、日本の経済界にも同様の要望があると述べた。

「感染拡大防止の規制が解除されたのち、我々は沿海地方と日本の間の航空便の運航をコロナ前の状態に戻したい。我々は、相互の観光客の往来の復活のために、あらゆる努力をする」とコジェミャコ知事は述べた。(EastRussia 11月25日)