ウラジオ市の日系ホテルのオープンが来年にずれ込む

2021年12月15日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇ウラジオ市の日系ホテルのオープンが来年にずれ込む

日本のオークラニッコーホテルマネジメント社によるウラジオストク市の5ツ星ホテルのオープンは2022年に延期された。

ウラジオストク市のコンスタンチン・シェスタコフ市長は「インターファクス」通信に対し、「来年(2022年)、日本のオークラグループのホテルが当市にオープンする。ウラジオストク市では今年(2021年)、『ノボテル』ブランド(フランスのアコーホテルズ)の最初のホテルがオープンした。我々はウラジオストクをアジアも含めたホテルブランドの進出先にしたい。なぜなら、沿海地方に来る人々の大部分が韓国、日本、中国からの観光客だからだ」と、語った。

2021年2月には(株)多目的ホテル複合体「ゾロトイ・ログ」(工事下請け)のアントン・プロツェントフ社長が、ホテル複合体「オークラ・ウラジオストク」は7月31日に完成・開業と話し、秋のグランドオープンを予定していた。

オークラ・ウラジオストクはウラジオストク市のコラベリナヤ・ナベレジナヤ通りにできる。客室数は223室(各室約35平方メートル)、レストラン、バンケットホール等を備える。

オークラ・ウラジオストクはロシア初の日系ホテルとなる。(インターファクス、EastRussia 11月29日)