サハと中国がエネルギー源輸出協定を締結
2022年01月11日
ウラジオストク
海外ビジネス情報
◇サハと中国がエネルギー源輸出協定を締結
サハ共和国(ヤクーチア)、中国の黒龍江省と極東・北極圏開発公社がエネルギー源輸出協定を締結した。この協定は、中国とロシアの鉱物資源と地下資源の輸出での連携も定めている。
極東・北極圏開発公社の説明によると、この3者協定はロシア極東と黒龍江省の産業の成長に貢献する。協定の署名は、ロシア極東諸地域と黒龍江省との貿易経済協力に関する一連の行事の開幕式の場で行われた。
極東連邦管区は中国のエネルギー貿易の主要相手の一つだ。現時点でロシア極東の外国投資の約70%が中国で、中国系企業58社がロシア極東の経済特区に入居しプロジェクトを実施している。
この開幕式で双方は、ヤクーチアの鉱物資源のポテンシャルと黒龍江省の地下資源需要、さらに、黒龍江省の自由貿易区や漠河市の検問所の利用の可能性も踏まえロシアから中国へのエネルギー資源輸送についても協議した。(EastRussia 12月17日)