日本とノルウェーがサハのLNGプラント設計等を受注か

2022年02月03日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇日本とノルウェーがサハのLNGプラント設計等を受注か

日本の日揮ホールディングス(株)がアーケル・ソリューションズ(Aker Solutions ASA)と組んで「ヤクートガスプロジェクト」のLNG工場建設プロジェクトの設計などを受注したことを、プロジェクトを推進する「ヤクート燃料エネルギー会社」(YaTEK)の広報担当者がロシアのメディア、ベドモスチ紙に語った。

「ヤクートガスプロジェクト」は約1300キロの幹線ガスパイプラインをヤクーチアの鉱床からオホーツク海沿岸まで敷設することを想定している。「Globaltek」社(A-Properti社傘下)は液化ガスプラントをハバロフスク地方に建設する。プロジェクトは2段階で実施される予定だ。第1段階はLNG工場(年間生産力890万トン)、ガスパイプラインの敷設、約100のガス井の掘削(天然ガスの年間生産量150億立方メートルと予測)を含んでいる。第2段階では、LNGの年間生産力を1800万トンまで、天然ガス生産量を280億立方メートルまで拡大することが予定されている。

YaTEKの試算では、第1段階の事業コストは150億ルーブルになる。2021年11月に同社のアンドレイ・コロボフ社長が、プロジェクト第1フェーズの生産活動は2027年に始まる可能性があるが、最終的な決定は2023年に下されるとコメントした。プロジェクトの第1・2段階への投資総額は392億ユーロと見積もられている。

ロシアの実業家アリベルト・アブドリャン氏のA-Properti社はYaTEKの73%、Globaltekの51%(49%はYaTEK)を保有。ヤクートガスプロジェクトは実施の現段階で50億ユーロの評価を受けた。

Globaltek社は2021年春にフランスのテクニップ(Technip)が履行したフィジビリティ・スタディの結果に沿ったプラント設計とドキュメンテーションを入札にかけた。世界で同様のプロジェクトを担当した実績のある13社から応札があり、最も経験豊富な3社、テクニップ、McDermott(マクダーモット、米)、日揮&Aker Solutionsが最終候補に残ったという。(ベドモスチ 1月25日)