原発でヤクーチアの金山に電力供給

2022年02月04日

ハバロフスク

海外ビジネス情報

◇原発でヤクーチアの金山に電力供給

(株)Rusatom Overseas(国営ロスアトム傘下)と(株)Seligdarはサハ共和国(ヤクーチア)のウスチ・ヤンスキー地区とベルホヤンスキー地区にまたがるキュチュス金山の開発のための小型原発の電力の供給および消費に関する合意書に署名した。この合意書は、ロシアの小型原子炉が展示されたドバイ万博の場で署名された。

Seligdar社によると、電力の供給期間は40年。鉱山に電力を供給するのは、原子炉RITM-200Nを装備した世界初の陸上小型原発だ。

電気の供給開始予定は2028年6月30日。鉱量が増えれば、原発の使用期間は長くなる。電力供給契約は2025年9月30日までに締結される。キュチュスの金の鉱量は現在、175トンと見積もられ、少なくとも35メガワットの原発の電力が消費されるとみられている。

ヤクーチアの小型原発設置は、ロシアの原子力砕氷船での長年にわたる小型原子炉の運転成果に基づいて行われている。現在、この種の原子炉が全部で6基、できあがっており、それらは3隻の新しい砕氷船で使われている。陸上小型原発によって、個別の地域の電力の確保が可能になる。(EastRussia 1月21日)