黒龍江省、2021年における物品の輸出入総額が前年同期比29.6%増

2022年02月07日

ハルビン

海外ビジネス情報

◇黒龍江省、2021年における物品の輸出入総額が前年同期比29.6%増

黒龍江省商務庁によれば、2021年の貿易実績は目標を上回り、「第14次5ヵ年計画」は好スタートを切った。黒龍江省の物品の輸出入総額は1995億元で、前年同期比29.6%増、2019年比6.9%増となり、中国全体の伸び率を8.2ポイント上回る全国9位となり、東北地域で首位となった。

企業・投資誘致にも著しい進展があった。2021年、国内企業による1千万元以上の新規契約プロジェクトは1393件(前年同期比29%増)であり、実際の投資額は2011.7億元(前年同期比64.7%増)となった。外資企業による投資額は6.03億ドル(同10.8%増)、年間目標を5.8ポイント上回った。

ハルビン経済開発区、牡丹江穆棱経済開発区、大慶ハイテク産業開発区の3つの開発区が貿易の変革と高度化を進めていくうえで国家拠点に認定され、これにより認定国家拠点数が8カ所となった。また、ハルビン加工貿易産業パークも第一期13カ所の国家加工貿易産業パークの1つに選ばれている。さらに、東北初のツァイニャオ(訳注:アリババグループの物流会社)越境倉庫センターが黒河市に建設され、ロシア・アメリカ・ドイツをはじめとする32カ国向けの倉庫となる。

自由貿易試験区の設立も加速化し、実際に効果が出ている。4回に分けて公表された省レベルのイノベーション事例100件のうち、「中ロ越境の集積の建設」は、全国自由貿易試験区最優秀実践例として選ばれた。2021年1~11月に新設された企業数は5945社(13%増)、自由貿易試験区の貿易額の伸びは省全体を37.4ポイント上回り、省全体の貿易額の28.3%を占め、外資利用も12倍近く伸びている。

経済開発区のイノベーションにも新たな進展があり、「百千億園区(100億・1000億元規模の産業パーク)」が30カ所を超え、「百大項目(重要な100件の大プロジェクト)」が全国の72.8%を占め、さらに産業パーク64カ所、インフラ整備プロジェクト131件が151.4億元の債券資金支援を受けた。(黒龍江日報 1月24日)

 

◇黒龍江省は2025年までに11.4万カ所で5G基地局の建設を目標に

1月18日の黒龍江省通信管理局の記者会見で、『黒龍江省「第14次5か年計画期」における情報通信産業発展規画』(以下、『規画』と略称)の公布経緯、主要な目標と注目点について解説が行われた。『規画』では2025年までに情報通信産業の収入を278.1億元、情報通信インフラ投資(2021~2025年)を累計387億元に増やし、11.4万カ所に5G基地局を建設し、ギガブロードバンドアクセスポートの割合を63%にすることを目標としている。

また、2025年までに情報通信産業の規模を拡大し、総合的に発展のレベルを上げ、高速でいつでもどこでもネットワークがつながり、高効率で、環境に配慮した安全性・信頼性の高い新しいデジタルインフラを建設する。情報通信産業と様々な産業との連携を強化し、経済・社会のデジタルイノベーション力を高め、ネットワークセキュリティを向上させ、豊かで強靭な現代社会主義の新しい黒龍江省を建設することを明記している。(黒龍江日報 1月19日)