両者和解でオユトルゴイ地下鉱山開発スタート

2022年02月08日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇両者和解でオユトルゴイ地下鉱山開発スタート

モンゴル政府の新しい政策である国内産業アウトプット戦略の枠内で、オユトルゴイ地下鉱山の生産が1月25日、スタートした。オユンエルデネ首相と英豪資源大手リオ・ティントのヤコブ・スタウショーンCEOが、オユトルゴイ地下鉱山開発第1段階のスタートを告げる発破作業の開始を厳かに発声した。

オユンエルデネ首相は演説の中で、これは、モンゴル国民が投資家からの信任を得た証拠だと、述べた。

「モンゴルは、建設的に交渉を行い、外国人と協力して互恵的なパートナー関係を維持できることを、世界に示したと確信する」と首相は述べた。

首相は演説の最後に、合意された期日である2023年第1四半期には、追加費用の投入や技術的・経済的な遅延やミスが生じることなく地下鉱山開発が終了するだろうと表明した。

スタウショーンCEOは、オユトルゴイの取締役会は全会一致で、オユトルゴイの地下作業の開始を決定し、これはモンゴルが投資家を誘致し、価値あるものを作り上げ、協業できることを証明した、と述べた。

地下鉱山がフル稼働すれば、オユトルゴイの売上は約50億ドル、モンゴルのロイヤリティ収入は3倍になり、年間7千億トゥグルグに達すると試算されている。

この日、オユトルゴイ社のツェレンバトCOO、ターコイズ・ヒル・リソース社(リオの子会社)のリュク・コルトン財務責任者が、債務抹消と経常収支に関する文書に署名した。こうして、オユトルゴイプロジェクトのモンゴルの34%権益に係る債務23億ドルは完全に免除されたことになる。(MONTSAME 1月25日)

 

◇EUはモンゴルの貿易拡大の支援を継続

欧州連合(EU)はモンゴル貿易支援プロジェクトの継続を決定した。プロジェクトリーダーを務める貿易エキスパートのゲオルギ・ミロギアンニス氏がモンゴル商工会議所幹部との会談でこのように述べた。

この会談で、プロジェクト継続を受けたモンゴル商工会議所の役割について協議。ミロギアンニス氏は「我々のプロジェクトはモンゴルの貿易の法環境整備の支援を目的としている」とし、EUがモンゴルの貿易・関税法の改正をサポートすると述べた。

モンゴルの輸出力拡大を目的としたプロジェクトは、貿易関連法案策定のサポート、WTOの観点からの法案の評価分析、EU一般特恵関税(GSPプラス)の枠内でのモンゴルの貿易拡大を目指している。(MONTSAME 1月28日)