• /
  • /
  • /
  • 「2022北東アジア経済発展国際会議(NICE)・第13回日露エネルギー・環境対話」第2日目の開催

「2022北東アジア経済発展国際会議(NICE)・第13回日露エネルギー・環境対話」第2日目の開催

2022年02月21日

ERINAクロニクル

◇「2022北東アジア経済発展国際会議(NICE)・第13回日露エネルギー・環境対話」第2日目の開催

2022NICEの第2日目「北東アジア地域経済協力―未来に向けて」を2月18日に会場とオンラインで開催しました。感染症対策を講じながら会場の朱鷺メッセ・スノーホールに多くの皆様にご参集いただき、オンラインでは日本各地をはじめ、ロシア、中国、韓国、モンゴルなどからご参加いただきました。午前に行われた第3回 Future Leaders Program (FLP)では東北大学・東北学院大学チーム、新潟大学チーム、富山大学チームが「北東アジアの未来シナリオ」についてプレゼンテーションをしました。午後の特別講演では国際大学副学長の橘川武郎教授から「カーボンニュートラルへ―現状と課題」と題してご講演をいただき、カーボンニュートラルを目指す日本の現状を解説していただきました。続いて日露エネルギー・環境対話「カーボンニュートラル社会を目指して-地球規模で考え、地域で行動を」を開催し、日本とロシアの連携についての報告と、ロシア・サハリン州と新潟県の取り組み事例の紹介、ディスカッション、質疑と充実したセッションとなりました。

参加の皆様、開催運営に携わってくださった皆様、ありがとうございました!

企画・広報部 新保史恵

海外ビジネス情報

◇黒龍江省、文化・観光産業企業・投資誘致のための支援策を公表

黒龍江省人民政府は「黒龍江省文化・観光産業の企業・投資誘致についての支援措置」を公表した。これは黒龍江省が文化・観光分野に特化して初めて打ち出した企業・投資誘致支援策であり、業界から注目されている。この措置では、大手企業の主導の下で、プロジェクトを安定化させ、業態の拡大や財政・税金による活性化、また土地・人材・サービスの提供などを通して産業チェーンを強化していくことを目的として、市場参加主体、プロジェクト建設支援、重点産業分野、財政金融、土地の確保、人材の確保、サービスの提供の7分野において27の政策措置を打ち出している。

黒龍江省党委員会宣伝部と文化・観光庁が共同で制定したこの「支援措置」は、文化・観光産業の質の高い発展を高水準で推進することを目的とし、その実際的な意義は非常に大きい。公表された支援基準と奨励・補助金の措置は、全国の平均水準かそれを超えている。この措置では、企業の本社誘致に対しては最大500万元、プロジェクトに関わる固定資本投資に対しては最大500万元、文化クリエイティブ産業園区の増改築建設に対しては最大200万元の補助金が支給される。また、映画上映興行収入5000万元ごとに100万元、国家5Aレベルの観光景勝地区や国家レベルの観光リゾート区への投資に対しては奨励金100万元が付与される。

黒龍江省文化・観光庁産業所の恵士勇所長によれば、支援措置を確実かつ効果的に実施できるように、土地、人材の確保、サービスの提供を除き、全ての政策が奨励金や補助金と直接結びついたことで、政策の意義が着実に上がった。また、すべての奨励金および補助金について交付基準が設けられた。例えば、企業が営業黒字を達成したり、固定資本投資を完了したりするなど、省の経済発展に一定の貢献を行い、目標を達成した後で補助金が交付される。こうすることで財政資金を適正に交付でき、効果も最大限となる。ターゲットをしぼって企業誘致を行うことで産業チェーンを拡大し、サプライチェーンの整備、バリューチェーンを向上させることを重視しながら、文化・観光業の集約的な発展を推進していくことができる。(黒龍江日報 2月7日)

 

◇遼寧省、「2核・2軸・4ルート」の立体交通網構築

遼寧省は「ルート+ハブ+ネットワーク」という現代的で総合的な立体交通ネットワークを2025年までに形成する予定である。地級市における高速鉄道の敷設、計画中のすべての省間の高速道路ルートの開通、省内のすべての高速国道網の着工に努めるとともに、条件を満たす全地区に舗装道路を敷設し、港湾重点地域に鉄道を整備し、ハブ空港にレール交通の乗り入れを実現する。このような内容の「遼寧省総合交通運輸発展の第14次5ヵ年計画」(以下、「計画」と略す)が正式に公布され、この計画期間における省交通建設の重点項目を明確化した。

交通は経済発展に先行する。「計画」では、遼寧省は国家の重大な戦略方針を遵守し、京津冀(北京・天津・河北)の協同発展と「一帯一路」の共同建設に積極的に関与し、北東アジアの総合交通輸送のハブを目指すとされている。瀋陽や大連といった総合的な国際ハブ都市が中核となり、省内の重要なハブ都市と連携し、京津冀、ハルビン、長春都市群の輸送ルートと結びつくことで、「2核2軸4ルート」の総合的かつ立体的な交通ネットワークのフレームワークの構築を目指す。

具体的には、瀋陽が遼寧省の中心となり、鞍山・撫順・本渓・遼陽・鉄嶺・阜新と瀋撫示範区に波及する「環状線+放射」の形で都市圏の快速交通回廊を建設する。また大連を中心に、大連から渤海に沿って発展する営口・盤錦・錦州・葫蘆島回廊すなわち「渤海翼」と大連から黄海に沿って丹東までの回廊すなわち「黄海翼」を建設する。さらに、隣接省間の交通を総合的に拡充し、国外に向かうルートを増やし、省を縦断する「人字形」の総合交通輸送軸を建設し、「両横両縦」の4本の省間総合交通輸送ルート、撫順-瀋陽-阜新-朝陽-承徳、大連―丹東-恒仁-通化の2本の横ルート、庄河-営口-盤錦-錦州-赤峰と丹東―本渓-瀋陽-阜新-通遼の2本の縦ルートを建設する。

同時に、遼寧省は環境に配慮したグリーン交通建設も重視し、貨物流通の回転効率を上げ、コンテナの複合的な一貫輸送を重点的に発展させる。海上・鉄道・道路の一貫輸送および海運と鉄道RORO船輸送を推進し、さらに、大連から渤海をまたいだ「定期船+定期列車」のRORO船複合一貫輸送ルートを開拓する。そして、越境ECビジネスやコールドチェーン物流、航空宅配を発展させ、空港における貨物と郵便の取扱量を増やし、航空貨物輸送サービスレベルを向上させる。(遼寧日報 2月7日)