沿海地方のIRに新たなホテル・娯楽施設

2022年02月25日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇沿海地方のIRに新たなホテル・娯楽施設

ウラジオストク自由港の新たな入居者「アジア・インベストグループ」が沿海地方のウスリー湾岸にホテル・娯楽複合体の建設を計画している。極東・北極圏開発公社との間で、プロジェクトとウラジオストク自由港入居者特別待遇に関する契約書が署名された。

沿海地方政府の話では、「アジア・インベストグループ」は2025年まで、ムラビンナヤ入り江のIR「プリモーリエ」内に2.7ヘクタールの土地を貸与される。

現在、プロジェクトの基本構想のすり合わせが最終段階にある。着工は2022年、1年半で完成の予定だ。事業投資金額は17億ルーブルとなっている。沿海地方開発公社の資料によると、IR「プリモーリエ」には企業12社が投資しており、828億ルーブル相当の契約が締結された。(EastRussia 2月15日)

 

◇自動車と電力の大手がウラジオでEVシェアリング

自動車メーカー「ソラーズ」と電力大手「ルスギドロ」がウラジオストクでEVのカーシェアリングを始める。EVシェアリング「RusGidroVaiz」社が6月にウラジオストクで開業すると、ソラーズ社が発表した。同社はすでに中国製EVのJAC15台のリース契約(3150万ルーブル)をVTBリーシング社と締結している。市場にはすでに、「Yandex.Drive」向けの日産リーフなどさらに大口の供給がある。

両社の計画では、リース用の自動車は夏までに70台に達するという。ルスギドロ社は2022~2023年に140台のEVを購入する。

このEVとして今のところ予定されているのはJAC iEV7である。この車種がロシア国内の品質保証とメーカーのサポートを受けている唯一の大衆型EVだからだ。「Autostat」(ロシア自動車市場の統計、調査、分析)によれば、iEV7Sの最低価格は280万ルーブル。この自動車は、2021年9月から活動を中断しているクリミアのMoreElectric社の同様のプロジェクトで既に使用された。ただし、RusGidroVaizはクロスオーバーを使うことにしている。一方、クリミアでは都市型ハッチバックのJAC iEV7Sが使用されていた。

ルスギドロ社はEVシェアリングによって自社の充電スタンド網を拡充する方針だ。スタンドが増えれば、自動車は自社のスタンドで、短時間で充電されると、ルスギドロ側は語った。「今、EVが不足しているため、十分なEVの台数を直ちに提示するのは難しい」として、短期資金回収は今のところ期待されていない。「今後1、2年でルスギドロは充電部門で一定の黒字化し、投資の回収を始める」と会社側は話している。

ソラーズ側はカーシェアリングの料金を、「策定中」だとして、発表していない。しかし「レンタル価格は国内他都市の料金と似たようなものになるだろう」と話している。利用者は、分単位で柔軟な料率のEVレンタルサービスや、EVの休日レンタルを利用できると、ルスギドロ側はこれまでに話していた。(コメルサント・デイリー 2月15日)