エネルギー省は石炭1億トンの対中輸出協定を策定中

2022年03月02日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇エネルギー省は石炭1億トンの対中輸出協定を策定中

ロシアと中国は1億トン規模の対中国石炭供給に関する政府間協定を策定中だ。これについてロシアエネルギー省対外経済協力・燃料市場発展局セルゲイ・モチャリニコフ局長が「Argus ロシアの石炭2022」会議で発表した。

モチャリニコフ局長は、2021年10月に「ロシアエネルギーウィーク」フォーラムで、ロシアとインドが石炭4千万トンの対インド供給に関する覚書に署名したことに触れ、「現在、中華人民共和国との間でも政府間合意を策定しており、そこでの数字は1億トンだ」と述べた。

「今後数年で、我が国の需要家が必要なだけの石炭を入手するようになるはずだ」とモチャリニコフ局長は述べた。

モチャリニコフ局長は、世界市場での供給縮小の結果、ロシアの石炭輸出が非常に有望だとも指摘。また、同局長によれば、ここ5~6年のロシアの優先的輸出先は、石炭需要の高まるアジア太平洋地域市場だという。「2030年まで、我が国の見通しは明るい。ロシアはこの成長市場でシェアを獲得するはずだ」とモチャリニコフ局長は述べた。

モチャリニコフ局長のプレゼンによると、2021年のアジア太平洋地域市場におけるロシアのシェアは12%と、2010年の4%から8%拡大した。(タス通信 2月18日)