TOR「ハバロフスク」にLNG工場

2022年03月17日

ハバロフスク

海外ビジネス情報

◇TOR「ハバロフスク」にLNG工場

「ハバロフスク」先行経済発展区の新しい入居者、「ボストクアルクチクネフテガス・ラキトノエ」社が小規模のLNG工場をつくる。これは、同地方の燃料原価の引き下げに貢献するとみられる。

極東・北極圏開発省の発表によると、自動車やバスのガス燃料の補給は、クリオAZS(液体・気体天然ガススタンド)と専用装備がある通常のスタンドで行われる。また移動式の燃料供給インフラも活用される。工場の第1期完成分の稼働は2024年、第2期完成分の稼働は2025年初めに予定されている。プロジェクトへの投資金額は24億ルーブルになる。

「ボストクアルクチクネフテガス・ラキトノエ」社のアンドレイ・ファフィン社長によれば、2つの天然ガスの液化プラントの1時間当たりの生産量は各2トン。大手製造会社と農業会社、自治体と民間の運輸会社、エネルギー供給会社がLNG燃料の主な需要家となるだろう。

「我々は、LNGの貯蔵タンク、ガス燃料注入所、メインおよびサブの施設など付帯インフラも整備する。排出ガスのなかに個体分子や硫黄分は皆無なので、大気中への有害物質の放出量は極度に減少するだろう。一酸化炭素や重質炭化水素の放出は65%まで抑えられ、窒素酸化物の排出量も減少する」とファフィン社長は述べた。(EastRussia 3月5日)