大連からオーストラリアへの直行航路が開通

2022年03月29日

大連

海外ビジネス情報

◇大連からオーストラリアへの直行航路が開通

金星汽船の大連港コンテナ埠頭からオーストラリアの直行航路が正式に運航を開始した。この航路は遼港集団が今年初めて開通した外国貿易のコンテナ航路で、大連港からオーストラリアへの初の直行航路となり、RCEPのメンバー国間の新しい海運物流ルートでもある。この航路は、遼寧沿海経済帯の質の高い発展を促進し、国内外の「双循環」を円滑にすることとなる。

金星汽船の大連からオーストラリアへの直行航路は、1400~2100TEUのコンテナ船による週に7便の定期便で、シドニー、メルボルン、ブリスベンなどのオーストラリアの重要港と直接結ぶ。ニュージーランドなど周辺国や地域へも広がり、中国東北からオーストラリアへの「海の高速道路」となる。大連港からシドニー港までの航海は35~45日間かかっていたが、最短で20日に短縮され、中継コストを削減する。

この航路は、遼港集団がRCEPの正式発効後に開通させた初めての直通航路で、輸出貨物は化学工業・鋼材・床板・穀物などを主としており、輸入貨物には冷凍の生鮮牛肉・羊肉、食品、サプリメントなどの商品としている。この航路によって、輸出関連企業が関税の減免などの優遇を受けることができ、国内消費者はオーストラリアの高品質な商品を手に入れることができるようになる。

これまで、オーストラリアから大連への貨物は韓国の港を中継していた。直通航路開通により、果物などの輸入品も低コストで効率よく中国に運ばれる。(遼寧日報 3月8日)