境港市議会 日朝国交の樹立促進を求める意見書可決

2002年09月25日

エリナのささやき

このところ映画館にいく機会がなく、CS放送などで遅れを取り戻しています。最近はチャン・イーモウ監督「初恋のきた道(我的父親母親)」に泣きました。映画は、夏の花景色のように鮮やかな両親の恋物語を回想し、父の死後、中国東北を思わせる厳しい冬の道を葬送が進む終章で、父と母の絆をさらに強く語り伝えています。
先日発表された日本と中国の世論調査の結果で、相手国に「親しみを感じない」と答えた人が日本で43%、中国で67%にも上っていることに驚きました。その理由として中国側の約80%が、「対中侵略を反省せず歴史認識に欠ける」ことをあげています。語り伝えられてきたことの重さ、強さをここでも感じます。
今週末の29日、私たちは周恩来・田中角栄中日両首相が共同声明に署名してからちょうど30年の節目を迎えようとしています。

地域ビジネス前線

◇境港市議会 日朝国交の樹立促進を求める意見書可決
日朝首脳会談を受け、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の元山市と友好都市関係にある境港市の市議会は20日、両国の国交樹立促進を求める意見書を提案し、原案通り可決した。議長名で関係機関に提出する。北朝鮮の自治体と交流しているのは、国内で境港市が唯一。
意見書の内容は「日朝平壌宣言では日朝の過去の問題や懸案事項を解決し、実りある政治、経済、文化的関係の樹立が北東アジア地域の平和と安定に寄与するという共通認識が確認されている。国交正常化交渉が再開される中で早急に国交樹立が促進されるよう強く要望する」としている。また、拉致問題にも触れ「被害者の家族を思う時、哀惜の情を禁じえない。今後さまざまな課題があるが、一日も早く解決されるよう望む」とつづっている。
提出理由を述べた水沢健一議員は「国交が正常化していたら拉致や不審船問題は起きていない。11回も訪朝し、厳しい食料問題などを私たちは見ている。このままではいけないという思いは強い」と話している。(日本海新聞9月21日付より)