七里長浜港促進協、資源大国ロシアを調査

2002年10月16日

エリナのささやき

先週末のハルビンの気温は最高12℃、最低0℃。気温だけは日本が暑い。昨夜はレンタルビデオのER(緊急救命室)第7シリーズをまとめて借り、深夜までまとめて見て、今日はますます眠気に誘い込まれる一日です。  そんな中、たまっていた新聞整理に半日かけ、エリナちゃんも世の中に少しずつ追いついてきました。しばらくの間、地域ビジネス前線の紹介がやや旧聞のものになりますが、悪しからず。

地域ビジネス前線

◇七里長浜港促進協、資源大国ロシアを調査
環日本海経済交流の拠点として140億円を超す事業費を投じて整備が進められている鯵ヶ沢町の七里長浜港。国際貿易港としての期待は大きいが、1997年の使用開始から6年目、利用実績は低迷している。津軽28市町村で構成する七里長浜港利用促進協議会(会長・金沢隆弘前市長)は、なんとか活路を見出そうと今年8月、ロシアへ物流調査に出掛けた。豊富な資源を目の当たりにする一方、品質管理面やロシア国内の流通に課題があり、同港の利用拡大に即効性を望むのは難しい状況だ。
ウラジオストクの港から100キロほど内陸の採砂現場を見た丸重組(鯵ヶ沢町)の冨田名重社長は「資源は無尽蔵。だが、船に載せるまでの物流システムが統一化されていないために、中間利益を取る業者が入り込みコストがどんどん跳ね上がる。採砂業者と契約しても、この物流がネックになる」と分析する。鯵ヶ沢町企画課港湾対策室の神一彦室長は「砂への評価、こちらの要求を直接伝えることができた。これで対応が少しでも前進してくれれば」と期待する。
さらに、新たな物流の可能性の模索が始まった。9月中旬、ウラジオストク州政府から対策室に一通の手紙が届いた。それには今後のビジネスチャンスとして、農作物の加工と輸送、石英砂の輸送、住宅建築デザインや水資源や環境保護の日本人エキスパートの協力などが列記されていた。神室長は「協議会として会長らが訪問して誠意を見せた成果だと思う。今後は実務担当者レベルで具体的に実現可能なものを形にしていく段階に入った」と話す。(東奥日報9月29日付より)