秋田県産材、中国にPRへ。北京で国際見本市、壁材などの出展計画。

2002年12月17日

エリナのささやき

年末、といえば「10大ニュース」。さて、今年の北東アジアの10大ニュースは何だったでしょう。一般的には韓日W杯サッカー、政治的には日朝首脳会談平壌宣言または拉致被害者帰国問題、経済的には日中韓自由貿易協定への動き、といったところでしょうか。これは日本から見た場合で、国が違えばニュースも違ってくる。このコーナーでは、エリナちゃんの独断で、各県別に北東アジア経済交流10大ニュースならぬ重大ニュースを回想します。
北から、まず青森県。「みちのく銀行モスクワ」の動きが目立ちました。ロシア向け貿易保険の引受銀行に、邦銀として唯一指定されたのが2月。その後、ユジノサハリンスク、ハバロフスクの2支店を極東に開設しました。
秋田県では、ソウル事務所開設を挙げます。この事務所は北海道、青森、岩手、秋田の4道県合同事務所として11月にスタートしたものですが、初代幹事県として秋田県に代表してもらいましょう。

地域ビジネス前線

◇秋田県産材、中国にPRへ。北京で国際見本市、壁材などの出展計画。
県は、来年3月に中国・北京市で開催される国際見本市「全国建築装飾行業訂貨会」に、県産材の壁材や床材を出展する。木材需要が大きく伸びている中国に県産材を売り込み、秋田杉などの需要拡大を図るのが狙い。年内に「県中国国際見本市実行委員会」(仮称)を設置し、具体的な出展プランを詰めていく。
3月5日から4日間にわたって北京市の中国国際貿易センターで開かれる見本市には、県内企業や林業関係の8団体が出展する予定。秋田杉の壁材や床材といった加工品をはじめ内装品、樹皮ボード、合板フローリングなどを持ち込み、展示や商談会などを通じて県産材の良さをアピールする。
現在、県産材の出荷先は県内と県外が半々の割合で、海外には輸出されていない。県秋田スギ振興課では「秋田杉の木目や年輪幅などがどれだけ中国で評価されるかは未知数。しかし、国外に積極的に打って出ることにより、県内林業が閉塞状態から抜け出る活路を見いだしたい」と話している。(秋田魁新報12月12日付より)