今春、ウラジオに富山漫画文庫。県、単行本の寄贈募る。

2003年03月04日

エリナのささやき

2月28日のNHK教育テレビ。映画でスーパーマンを演じたクリストファー・リーブが馬術競技中に落馬、首から下の自由を失い、奇跡的に指や足を動かせるまでに至るスーパーマン的な闘病生活を放送しました。エリナちゃんの周囲にも、障害を持つ人がいます。先日、ハーゲン四重奏団のコンサートの帰りに立ち寄った居酒屋で久しぶりに出会ったⅠさんも、その一人です。
会話は、福祉住環境コーディネーター試験の話から始まりました。

-むずかしくって、だめ。もうあきらめちゃう。
-え? あきらめるなんて言ったことないのに。どうしちゃったの。
-ちいさい□をぬりつぶすのに時間がかかって。答がわかっても時間が全然たりない!
-マークセンス方式に、福祉住環境の試験が振り回されるなんて、けしからん。

Ⅰさんは手が震えて、解答用紙の□をぬりつぶすのに苦労します。試験のやり方に、もっと柔軟な方法があっていいはずです。みんなで働きかけることにしました。
クリストファー・リーブは自ら財団を設立し、脊髄損傷の治療研究を支援していますが、日本ではこうした篤志家の財源支援は限られます。社会全体で支える仕組みをつくるのが、日本のやり方でしょう。周囲を見つめてみませんか。出来ることがきっとあるはずです。

地域ビジネス前線

◇今春、ウラジオに富山漫画文庫。県、単行本の寄贈募る。
県と友好提携しているロシア・沿海地方に今春、「富山漫画文庫」が開設されることが決まった。近年、世界的にも注目を集める日本の漫画文化の紹介を通じて、文化交流を図るほか、現地の日本語教育の教材として活用してもらう。開設準備を進める県は、蔵書を確保するため、単行本の寄贈を求めており、多彩なジャンルの漫画をそろえ、富山や日本の魅力をアピールしたい考えだ。
文庫の開設は、現地との文化交流に力を注ぐ高松明在ウラジオストク総領事が、漫画を日本文化に親しむ格好のテキストと考え、立案。県が沿海地方と友好提携していることに加え、故藤子・F・不二雄(高岡市出身)、藤子不二雄A(氷見市出身)両氏ら、人気作家を輩出していることから開設を打診。県は環日本海交流推進などの観点から請け負うことにした。
文庫はウラジオストクにある極東総合大学内のウラジオストク日本センターに開設。スポーツ、SF、劇画、コメディーなど500冊以上そろえたい意向で、漫画の収集を急いでいる。問い合わせは県国際・日本海政策課、電話076(444)3158。(北日本新聞2月28日付より)