北東ア観光研 8月、ハルビンでフォーラム

2003年04月03日

エリナのささやき

人事異動の季節。ERINAでは、新潟市役所から派遣のTくんからOくんにバトンタッチされました。よろしくね。
事務所の移転もあって、多くの方々が新任挨拶と事務所見物を兼ねてERINAを訪れていただいています。どうぞよろしくお願いします。
ERINAちゃんは異動せず。がんがん、そそくさ、ひょいひょい、ぱらぱら、もんもんと、仕事しています。今年度もよろしくお付き合いください。

地域ビジネス前線

◇北東ア観光研 8月、ハルビンでフォーラム
北東アジア観光研究会は今年8月、中国・ハルビン市で初めての観光フォーラムを開く。環日本海地域における地方レベルでの人的交流促進を図るとともに、具体的な観光振興策を探る。北陸と関係が深い渤海国の遺跡視察も予定している。会議では、報告者の一人として金沢星稜大学経済研究所専任研究員の野村允氏が北陸から参加する。
研究会は「日中共同観光開発研究会」が前身。今年1月から「北東アジア観光研究会」に改称して発足した。北東アジア地域の観光による人的交流を深め、観光発展に寄与するのが目的。事務局は東洋大学国際地域学部国際観光学科の梁春香教授の研究室。3月中旬に初めての会合を都内で開き「第1回北東アジア観光フォーラムinハルビン」の概要を固めた。
計画では、主催は中国側の黒龍江省観光学会と北京市観光学会、日本側の同研究会と東洋大学地域活性化研究所。8月上旬の3日間を予定し、会議が2日間、会議後に渤海国遺跡を視察する。参加は観光や行政関係者など両国から50人-100人規模を想定している。
メーンの会議では5つのテーマを取り上げる。内容は▽文化資源の観光利用(主に渤海など歴史遺跡文化財の観光対象への開発)▽観光産業の現状▽観光産業の人材育成と企業や学校での観光教育の実態▽PR活動などIT活用▽地方自治体の役割と協力(主に受け入れ態勢の協力)-の5分野。基調講演もある。
連絡先は梁研究室=電話0276(82)9152=へ。アドレスは、liang_mail(北陸中日新聞3月30日付より)