氷河期残留のシンジコハゼ 環日本海結び〝ゴズ〟研究

2003年06月12日

エリナのささやき

その時、新潟地震は青天の霹靂でした。予想していなかったり、“そういえば今日だっけ”と思い出したりすることって結構たくさんあるもので、きのうは天皇皇后両陛下が朱鷺メッセにいらっしゃいました。天皇陛下のお出掛けを「行幸」と言うそうですが、今回は特別のイベントがあるわけでもなく、新潟への行幸の中で朱鷺メッセが選ばれたようです。簡単に言えば視察でしょうか。
エリナちゃんちのスタッフが、1階ロビーから両陛下をカメラでとらえました。内側から写真を撮れるなんて、めったにない機会に恵まれたものですね。

ロビーから

地域ビジネス前線

◇氷河期残留のシンジコハゼ 環日本海結び〝ゴズ〟研究
絶滅の恐れがある希少種のシンジコハゼが近年、韓国とロシアにも生息していることが確認されたのに伴い、島根県立大宍道湖自然館・ゴビウスは今夏、両国から生きているシンジコハゼを持ち帰り公開する。両国と宍道湖自然館に生息するシンジコハゼは、氷河期から環日本海圏で生物の交流があったことを示す貴重な種。ゴビウスでは両国の研究者と共同研究を行い、環日本海圏の自然環境の保護につなげていきたいとしている。
シンジコハゼは1982年、宍道湖で採取され国内で初めて見つかった種であることが判明。その後、益田の蟠竜湖や兵庫県の円山川河口、福井の三方五湖でも確認され、島根県が交流している韓国慶尚北道とロシア沿海州の河口にも点々と生息していることが分かった。こうした分布は、約2万年前の第4氷河期、日本海が海でなく湖だった時代にいたシンジコハゼが、氷河が解けるなど環境が激変し、周辺部に残された低塩分の汽水域でかろうじて生き続けたことを物語る。(山陰中央新報6月7日付より)