青森-ソウル便 低迷から一転、韓国側の利用急増

2003年06月10日

エリナのささやき

念のため機動力をもっておこうと、キックボードではなくマイカー通勤したきのうの朝。朱鷺メッセ手前の道がいつになく渋滞していました。国道113号線、万景峰号が寄港するはずだった新潟港中央埠頭につながる道です。この道は、港の東側を走るので通称「東港線」、またの名を「ボトナム通り」といいます。1959年12月に始まった北朝鮮への帰国事業を記念して、第1次帰国者が新潟市民に贈った柳の木(朝鮮語で「ボトナム」)が沿道に植樹されたことに由来します。
ボトナム通りという名を知る人が少なくなるとともに、日朝関係の中身も変わってきたのかもしれません。ボトナムの木の下で、いま一度、胸襟を開いた対話ができないものでしょうか。

地域ビジネス前線

◇青森-ソウル便 低迷から一転、韓国側の利用急増
5月まで低迷していた大韓航空の青森-ソウル線利用率が、6月に入り急上昇している。8割以上が韓国側からの乗客だ。実は同線は、利用不振から5月下旬にいったん休止が決まりかけた。しかし青森市の誘客作戦が奏効して運航継続が決定。さらに新型肺炎(SARS)騒ぎで中国や東南アジアを敬遠した、韓国側の旅客が押し寄せたという。 6月1日の往復便は搭乗予定者が29人にとどまったため、やむを得ず運休したが、その後の予約は順調だ。5日時点の確定分だけで、6月中の乗客は往復合わせて734人に上り、さらに増加が見込まれている。うち603人、実に82%が韓国側からの利用者だ。路線全体の搭乗率も55%に達する。
大韓航空の金岡哲也青森支店長は「リピーターも増えてきた。ゴルフ場や温泉、観光資源がコンパクトに集まった青森の魅力を知ってもらうには、今が最大のチャンス」と力説している。(東奥日報6月6日付より)