酒田港国際コンテナ便 混載貨物に県助成

2003年07月14日

エリナのささやき

大学入学で東京に出たものの、小心な田舎者のままだったエリナちゃんを変えたのが、20歳の冬のヨーロッパ旅行でした。最初の地、アムステルダムでコンセルトヘボウに出向き、クラシック音楽の透明な音色に初めて身震いしたことが思い出されます。
すこしアウトサイダーだったのでしょう。初めてのパリで真っ先に向かった駅がバスチーユでした。ヴォージュ広場にあるヴィクトル・ユーゴー博物館を訪ね、自らの生き様を重ね合わせたようなユーゴーの描く絵に、じっと立ちつくしていました。
フランス革命・バスチーユ監獄の襲撃は1789年7月14日の出来事。エリナちゃんの自己革命も、バスチーユの辺りから始まっていたようです。19世紀、ユーゴーが唱えたヨーロッパ合衆国は20世紀、EUで体現されました。北東アジア経済圏の形は、いまだ霧の中です。

地域ビジネス前線

◇酒田港国際コンテナ便 混載貨物に県助成
県は、酒田港の国際定期コンテナ航路の利用促進に向けて、定期コンテナを過去2年間利用していない県内企業が航路を使った場合に補助する「トライアル助成事業」に続き、中国・大連、上海向けの混載貨物運航に対する補助を始めた。中国向け混載貨物の取り扱いは東北の港では酒田港が初めてとなる。
酒田港は混載便の実績がないため、現時点では京浜地区の混載便と比べて海上輸送費が割高になる。この割高な部分を、庄内総合支庁が重点化枠予算を活用して海運会社に補助することで、海上輸送費を京浜並みに抑える仕組みとした。大連、上海までの1立方メートルあたりの海上運賃は11,000円前後となる。(山形新聞7月9日付より)