抑留支えたロシア人女性来日 運命の3人感激の対面

2003年11月19日

エリナのささやき

エリナちゃんの父は戦後、舞鶴で復員事務を執り、その後、戦友に誘われて新潟県に移ってきました。父は生前、舞鶴時代を語ることは少なかったのですが、対岸からの引き上げには多くのドラマがあったことでしょう。
シベリア抑留から生まれたドラマと、そのドラマを追った児童文学作家・村尾靖子さんが昨年、テレビのドキュメンタリー番組で紹介され、先ごろ村尾さんの著書「クラウディア奇跡の愛」が出版されました。そして出版を機に、次の記事のような後日談が続きました。ビジネス情報ではないけれど、ご紹介しましょう。

地域ビジネス前線

◇抑留支えたロシア人女性来日 運命の3人感激の対面
37年間連れ添った日本人の夫を、51年ぶりに日本の妻の元に送り出したロシア人女性が初来日。15日、空路鳥取県入りし、夫婦が暮らす気高町を訪れ、夫の帰りを待ち続けた妻と感激の対面をした。
日本人夫婦は戦後、スパイ容疑でシベリアに抑留され、1997年に帰国を果たした気高町勝見の蜂谷弥三郎さん(85)と妻久子さん(86)。ロシア人女性は、弥三郎さんの心の支えとなったクラウディア・レオニードブナさん(82)。3人の人間愛をつづった実録本の著者で、江津市在住の作家村尾靖子さん(59)や支援者が協力し、来日が実現した。
弥三郎さんは「来日がかない、私もクラウディアも感激している」と短い言葉でうれしさを表した。(山陰中央新報11月16日付より)