繊維の前多、北京見本市で手応え サンプル依頼120点

2004年04月16日

エリナのささやき

ロスト・イン・トランスレーション-訳せない壁、とでも訳すのでしょうか-エリナちゃんはまだ観ていないのですが、その映画が好評です。一昔前は壁を越えてまで人が交流するなんて稀でしたので、私たちはロスト・イン・トランスレーションを意識することなどなかったのですが、北東アジアやERINA、エリナちゃんの身の回りが、まさに訳せない壁の世界です。文字通りの言葉の壁、習慣の壁、価値観の壁、思想の壁。右と左、マクロとミクロ、男と女…。こうしたものを乗り越えようという試みの一つが、ユニバーサルデザイン(UD)だと思いますが、もっとも効果的なUDの方法は-という問いは、北東アジアの平和と繁栄にもっとも有効な方法は-という問いと同じようにあまり意味をなさず、一つ一つの課題に向かって解決していくほかありません。少なくとも、一国、一人の正義をいっぺんに押し付けても、壁を越えることにはなりません。

地域ビジネス前線

◇繊維の前多、北京見本市で手応え サンプル依頼120点
繊維産元商社の前多(金沢市)は、中国の大型繊維見本市「インターテキスタイル北京」に参加し、出品点数を上回るサンプリング依頼を受けた。昨春から現地の展示会に出展を重ね、リピーター客も取り込みつつある。
中国のインターテキスタイル展は上海と北京で交互に開催され、今回の北京展は3月31日から3日間繰り広げられた。前多は北陸唯一の参加企業としてジャパン・クリエーションの共同ブースに出展した。衣料用を中心に約100点を出品し、ポリエステルと天然繊維の複合素材など高付加価値商品も投入した。複数の担当者を配置したところ、約120点に上る生地サンプルの提供を求められた。ジャパン・クリエーション実行委員会事務局のリポートによると、シルク仕立てのシフォン素材が注目を集め、スポーツカジュアル系では中国縫製を使うイタリアブランドからも引き合いがあったという。(北陸中日新聞4月9日付より)