秋田杉製品売り込もう 県、11月に北京で商談会

2004年06月16日

エリナのささやき

『24』第2シリーズ最後の2巻のレンタルDVDがなかなか手に入らず、別のDVDに手を伸ばしました。中の1本が『活きる』(チャン・イーモウ監督、1994年)です。1940年代、資産家の放蕩息子・福貴は博打で全財産を失い、得意だった影絵の巡業に出る。ここで福貴は国共内戦に巻き込まれ、死の隣に生を見る。1950年代は毛沢東の大躍進政策の時代。福貴一家も錬鉄に励むが、息子を事故で失う。1960年代、結婚した娘が出産するが、文化大革命で病院に医師がおらず、娘は合併症で命を落とす。
息子を車で轢いてしまった昔の影絵仲間を恨まず、「生きろ!」と励ます福貴の叫びが映画のテーマ。時代は大きく揺れ、明らかに貧しくなっていく福貴一家だが、生きぬくことで満ち足りていく。理不尽でも何でもあり-中国の活力の源泉がここにある。チャン・イーモウ監督はエリナちゃんの同世代で、やはり文革のため子供時代を田舎で過ごしたとか。いまの中国はこの世代がリーダー。心配なのは、明らかに豊かになっていく中国で、何かを次第に失っていくことです。

地域ビジネス前線

◇秋田杉製品売り込もう 県、11月に北京で商談会
秋田杉製品の中国への売込みを狙い、県は今年11月、中国・北京市で中国政府関係者や現地企業を対象にした商談会を開く。県産財海外需要開拓推進協議会(栗生澤節会長)が、国際見本市「ビルディングチャイナ2004」の出展企業に参加を呼びかけ、現地で秋田杉をPRする。
県秋田杉振興課によると商談会は見本市(同月9日から12日まで)の直前に行う予定。同課は「これまで参加した2回の見本市は、中国市場の状況を把握することに力点を置いていた。参加企業はまだ売買契約にいたっていない。今後、攻めの売込みを支援したい」としている。(秋田魁新報6月8日付より)