秋田杉使用のモデルハウス 中国安徽省に建築へ

2004年09月29日

エリナのささやき

今回の出張は東北経済連合会の訪中団に参加したもので、久しぶりに中国の現地ガイド付でした。皆、名調子で、瀋陽のガイド氏は『私は満族、皆さんは不満足に見える』などと駄洒落も上手い。
その瀋陽には脱北者の駆け込みで有名になった日本総領事館があり、領事館が集まるその界隈はすっかり観光名所になったようです。加えていま、日本総領事館の隣で、北朝鮮が新しく総領事館を建築中。完成間近のその現場をバスから見せながら、ガイド氏もこのオモシロ情報に鼻高々の様子です。これで脱北も難しくなると見るか、裏口で多国間井戸端会議がしやすくなると見るか、いずれにしろ瀋陽は北東アジアの情報が集まる街に違いありません。

地域ビジネス前線

◇秋田杉使用のモデルハウス 中国安徽省に建築へ
松美造園建設工業(秋田市、佐藤正義社長)は16日、北京市内のホテルで、中国国家林業局の研究機関・中国林業科学研究院(同市)が進めている木造モデルハウス建設プロジェクトに参加する覚書に調印した。同社は12月末までに安徽省黄山区に秋田杉を使った木造住宅を建築する。プロジェクトには日本とカナダから、それぞれ1企業ずつが参加する。
プロジェクトでは、和風木造住宅が中国の気候や生活様式に適応できるかを研究、中国国内での和風木造住宅市場の形成を目指す。同研究院は世界の優れた木造住宅のノウハウを学び、現在は中国で最高級品となっている木造住宅を、一般向け住宅として全土に普及させたい方針。同院によると、中国国内には欧米企業がリゾートや別荘地に欧風の木造住宅を建築しているが、日本からの進出はほとんどないという。(秋田魁新報9月17日付より)