エリナのささやき

2004年10月18日

エリナのささやき

平山県政12年のタスキが泉田裕彦新知事にリレーされることになりました。
平山さんが知事に当選した1992年は、エリナちゃんが本格的に環日本海に関係しはじめた年でもあり、生意気なようですが北東アジア交流を共に進めてきた思いがあります。当時、環日本海と言えば、まだ左翼運動のイメージを持つ人が多く、そこに物流・港湾土木業界などが航路開発などに期待寄せるという不思議な構図がありました。12年が経ち、北東アジア交流は物的な面でも人的な面でも政治的な面でも中身の濃い本番を迎えようとしていますが、民間が取り組みやすい東アジア交流に対して、複雑な環日本海交流に疑問を持つ考え方も根強いものがあります。
“公”として取り組むべき国際交流とは何か、“私”として取り組むべき国際交流とは何か。今回の知事選の結果は、この答えを出してくれなかったように思います。国際交流だけでなく、逼迫する自治体財政の中、産業政策、都市政策、医療・福祉政策などでも、答えはこれからのようです。
投票率53%台。誰に投票したらいいか分かりにくかったのかもしれませんが、半分近い有権者は、何をしていたのでしょう。泉田氏が獲得した票が全有権者に占める割合がわずか17%台という結果にしたのは、県民自身です。一人一人がもう少し物事を考えるようになってもいいのではないか-、今回の知事選が残した課題だと思います。