小松-上海 中国東方航空、貨物でも定期便検討

2004年12月02日

エリナのささやき

小泉首相の対中ODA「卒業」発言は、靖国参拝問題などと併せて考えるとタイミング悪いなあ、とヒヤヒヤしましたが、温家宝首相が「適切処理」で応じ、ホッとしました。現実に、円借款の償還額が供与額を上回り始め、中国としても援助を求める部分が少なくなってきたと思います。他方、ODAの対象が中央政府だけでは手の回りにくい内陸部に向けられ、一定の役割を果たしているのは、国際交流の地方化を象徴しているようで興味深いところです。「適切処理」とは、こういうことを指しているのでしょうか。同じ中国と付き合っていても、上海など沿岸部を見ている人と、西部や東北部を見ている人との認識がかなり違うのが、対中交流です。

地域ビジネス前線

◇小松-上海 中国東方航空、貨物でも定期便検討
中国東方航空グループは25日、小松空港と中国・上海浦東空港を結ぶ新たな国際定期貨物便の運航に向けて、北陸の需要調査を実施する方針を示した。ヨーロッパに続き、中国との貨物便定期路線が開設されれば、国際定期物流拠点として小松空港の機能が高まる。
小松-上海定期便が就航した同日、東方航空グループの曹建雄副総裁らが石川県庁に谷本正憲知事を訪問。引き続き県議会を訪れた際、福村章県議が「小松空港は貨物便の施設もあり、日本の真ん中という地理的条件も良い」と貨物便開設を提案した。懇談後、同席した夏毅総経理助理が記者団に「上海浦東空港は中国国内の旅客数が昨年からトップ。貨物取扱数も2位以下を大きく引き離しており、世界でも16番目。グループ子会社には貨物便を運航する『中国貨物航空』があり、今後は(貨物便の)新規路線開拓に力を入れたい」と強調。その上で「東方航空金沢支店を通じて市場調査を行い(路線開設を)決定したい」と述べた。(北陸中日新聞11月26日付より)