中電や島大、山陰酸素など 天然ガス利用研究会発足

2003年10月02日

エリナのささやき

ロシアというと、最近は“パイプライン”という言葉がやけに目立ちます。一つは東シベリアからの石油パイプライン。こちらは、そのルートを巡って日中が競合していて、ロシア側はルート決定をなるべく引き延ばして資金協力を引き出そうとしている、などと報じられています。
もう一つは、サハリン1の天然ガスパイプライン。こちらは日本を第一の市場と見て、早く決断しないと先に中国に引いちゃうぞ、と秋波を送っていますが、日本の需要見込みと、パイプラインを引くことから予想される漁業補償による価格への跳ね返りの予測がつかないらしい。北海道はもちろん、新潟なども気がもめますが、山陰でもこんな動きが…。

地域ビジネス前線

◇中電や島大、山陰酸素など 天然ガス利用研究会発足
中国電力や島根大学、山陰酸素工業、島根県産業技術センターなどが参加して25日、天然ガス利用技術開発研究会が発足した。産学官が連携して、燃料電池の原料など主に環境分野で注目を集める天然ガスのエネルギー効率向上や新たな用途開発などを進める。
研究会は、次世代技術開発研究センター(松江市)で進められているプラズマ利用技術開発プロジェクト(委員長・尾野幹也島根県産業技術センター所長)の一つ。5社と1大学、1研究機関が参加し、事務局は次世代技術研究開発センターに置く。
天然ガスを用いた燃焼システムへのプラズマプロセスの利用を検討。エネルギー効率の向上や、排出ガスのクリーン化、新たな工業用原料としての利用などを模索する。(山陰中央新報9月27日付より)