東亜薬品、バルク原薬の中国調達を拡大。

2002年12月20日

エリナのささやき

各県別・北東アジア経済交流重大ニュース-4
福井県は繊維産業を中心に、淅江省など中国との経済交流を進めていますが、9月、県繊維協会が北部都市の北京、大連、青島を調査。中国のアパレル企業に対し、県産繊維売り込みを図るためのビジネスサポート拠点開設の検討に入りました。
鳥取県は独自に北東アジアサミットを開催し、境港貿易振興会なども活発に経済交流を進めています。ここでは新しい北東アジア空路の可能性を挙げたいと思います。5月に鳥取空港から、10月には米子空港から、韓国江原道の襄陽空港へチャーター便が飛び立ちました。いま、東海側の都市と日本を結ぶ空路がないだけに、期待がふくらみます。
島根県からはアカデミックな話題を。きのうの地域ビジネス前線でも取り上げましたが、島根県立大が来春からの大学院開設を申請。この稿を書いている頃には、認可が下りているのではないでしょうか。設置される北東アジア研究科に期待が集まります。
各地の重大ニュースを駆け足で見てきたら、コーナーが堅苦しくなっちゃった、とエリナちゃん、少し反省。次回は、クリスマス・イブです。

地域ビジネス前線

◇東亜薬品、バルク原薬の中国調達を拡大。
東亜薬品(富山市、中井敏郎社長)は、中国からの栄養剤向けバルク原薬の輸入を拡大する。11月末に、この原薬に関する労働厚生省の医薬品輸入承諾を取得。自社製品における原材料費の削減につなげるとともに、初めて、国内他メーカーへの販売も手掛ける方針。
この原薬は従来、国内のバルクメーカーから調達していた。これを中国の大手化学薬品のメーカーからの直接輸入に切り替えることで、輸入に伴うさまざまな経費を勘案しても、調達価格は半値以下に抑制できるという。
国内調達との価格差が大きいことから、他社に販売しても、一定の収益が見込めると判断した。これまでも、中国から原薬を輸入することはあったが、生薬関係が中心だった。(北日本新聞12月14日付より)