小松電業所 年内にも大連にソフト新会社

2002年08月21日

エリナのささやき

北東アジア百景3…きょうのテーマは過去の記憶です。どこにでもあるような黒龍江省・北安郊外の農村。戦中の記録によれば、当時ここは五福堂新潟村といい、昭和15年に新潟県人が入植した開拓地でした。1945年8月、ソ連軍は一斉に満州に進攻し、新潟村民も散り散りになったに違いありません。皮肉にも、その後ここに住むようになった農婦は、関東軍の細菌兵器から逃れ、ようやくこの村にたどり着いたのです、と語ってくれました。1998年8月、私がERINAに入って初めての海外出張での見聞です。その夏、中国は広く大洪水に見舞われ、私たちも逃げるように帰国したことが思い出されます

北東アジア百景3 北安・旧新潟村

地域ビジネス前線

◇小松電業所 年内にも大連にソフト新会社
小松電業所(石川県小松市)は中国ビジネスを拡大する。年内にも遼寧省大連市にソフトウエア関連の新会社を地元大学との合作で設立するほか、すでに同市で稼動している建設機械部品製造の現地法人「大連小松雄連機械製造有限公司」の売上高を、5年後をめどに30億円程度に引き上げる。
ソフトウエアの新会社は、大連市にある技術系大学と年内か来年初めに立ち上げる。社員は10人程度で、会社は大学内に置く。出資は折半になる見通しで、社長は塚林治雄小松電業所社長が兼務する予定。
「大連小松雄連機械製造有限公司」は1996年1月に合弁で設立、97年から生産を開始した。当初は小松電業所など日本向けが70%程度だったが、現在の主要取引先は日本などの外資系を中心に中国国内向けが75%程度と内外比率は逆転している。今後、中国での販路をさらに拡大する。昨年6月に合弁を解消して独資に移行したのを機に、秋には工場を新築、今春から稼動した。今12月期の売上高は約3億6,000万円を見込んでいる。売上高伸長のため設備投資を行う方針。(北陸中日新聞8月13日付)