サハリンとの交流は…。

2002年08月20日

エリナのささやき

北東アジア百景シリーズ2…カムチャッカを訪れたのは2000年7月。新潟から3時間で直行するチャーター便を利用しました。空港やホテルは「並のロシア」ですが、風景は「世界遺産クラス」。実際、州都ペトロパブロフスク・カムチャツキーからヘリで往復し、トレッキングや温泉などが楽しめるナリチェボ温泉は世界遺産申請中とか。ほかにも見所が山のようにあるのですが、ここではヘリから覗いたアバチャ山火口を選びました。ちょうど私たちの滞在中、沖縄サミットから帰国途中のプーチン大統領はアパチャ山にヘリを飛ばし、スキー滑降で存在をアピールしました。私といえばカムチャッカから帰国したその日、亡父の49日の法要に直行。雲海に浮かぶ火口がなにやら親父のように見えました。

北東アジア百景2 アバチャ山

地域ビジネス前線

◇サハリンとの交流は…。
ロシア極東、というと北海道とサハリン州の交流が思いおこされます。北海道の新聞はこのコーナーで引用できないのですが、北東アジア経済交流の情報収集・提供が私の仕事ですから、起きた事の要点をお伝えしたいと思います。今月、ユジノサハリンスク市を訪れた堀達也・北海道知事は8日、ファルフトジノフ・サハリン州知事と会談しました。話題の中心はやはり天然ガス。北海道で取り組んでいる燃料電池の原料として、サハリン産の天然ガスを積極的に活用していきたいことなどを話し合ったそうです。

◇こちら、カムチャッカとの交流は…。
一方、カムチャッカ州やペトトパブロフスク・カムチャツキー市と日本の自治体との友好提携はまだないようです。けれど、東京にある「カムチャッカ研究会」は長く交流を重ね、毎年夏、新潟空港などからの数便のチャーター運航を働きかけています。私も、それで行きましたし、今年も大勢の山の愛好家などが利用しています。現地に行くと、アメリカ人観光客がアラスカと同じような感覚で訪れていたり、ヨーロッパの若者がトレッキングしていたり。水産業はもちろん、環境、エネルギー分野などでの可能性も計り知れません。もっと知ってもいいカムチャッカ、だと思います。