片山鳥取県知事 咸鏡北道と関係強化を

2002年08月07日

エリナのささやき

北朝鮮って、実際どうなっているのだろう。素朴な疑問が、素朴な疑問のまま、なかなか先が見えてきません。そんな北朝鮮情報を手に入れるツールの一つに「東アジア経済情報」があります。東アジア貿易研究会(港区浜松町)が毎月発行している情報誌です。ちなみに、7月号の見出しからいくつか拾ってみると、▽朝鮮で経済改革実施?▽羅先市に常設の国際卸売市場開設、▽南北初の直行輸送便運航、▽朝鮮、中国から種豚1千頭輸入契約、▽朝鮮、スイス最大の流通企業へ消費財納品、▽朝鮮、EU投資誘致強化、▽英国、今年2つの訪朝経済使節団派遣予定、など。なんか、巷の話と違うって感じ。ソワソワしてきませんか。

地域ビジネス前線

◇片山鳥取県知事 咸鏡北道と関係強化を
鳥取県の片山善博知事が7月30日から、昨年に引き続き北朝鮮を訪問しています。7月23日付の山陰中央新報によれば、片山知事は訪問を前にした定例記者会見で、「『われわれの環日本海時代の拠点づくりのなかで、咸鏡北道(ハンギョンプクド)が非常に重要な位置を占めるという認識を持っている』と述べ、県と咸鏡北道の友好提携を含めた今後の関係強化に意欲を示した」ということです。さらに咸鏡北道について、「『日本、例えば境港とこれから交易をしようというようなことになったときには一番、蓋然性のある所』との認識を示した。9月初旬に吉林省で開かれる環日本海地方政府国際交流・協力サミットについて、『北朝鮮のしかるべき地域もこの交流の輪に入っていただきたい。最初はグループ交際から入ればいい』と述べた」。

◇富山県 遼寧省に事務所開設へ
6月県議会で遼寧省に県事務所を設置する方向を示した富山県の動向を紹介します。「7月22日から大連市で開かれた『日本週(ジャパン・ウィーク)』に参加した東保和雄前県議会議長ら県議会自民党議員会の視察団メンバーが1日、中沖知事を訪れ、薄熙来省長との会談や企業訪問など視察の成果を伝えた。省長との会談では、県が設置を検討している富山事務所が話題となり、省長も最大限の支援を約束した」(北日本新聞8月2日付)ということです。富山県では、県事務所の組織、人員、コスト、業務内容を検討し、早急に結論を出すことにしています。