県産清酒輸出 過去最多23万リットル(秋田)

2014年06月11日

エリナのささやき

1964年6月16日午後1時2分。昼休みの校庭で、大地が斜めになるまで揺れてしまうことを初めて知った瞬間でした。新潟地震から50年が経とうとしています。新発田市から引っ越してきて2カ月余り。仮住まいがあった校区外の浦山町まで集団下校した道と、いまは通勤で毎日通っている同じ道。昔と今の自分が重なってきます。この道には当時、関屋分水も浜浦橋もなく、競馬場があったなぁ。▼ケープトリビュレーションの辺りに人が集まるようになったのは、1983年に道がデインツリー川を越え、1988年に世界自然遺産に登録されるようになった頃からのことですから、まだ30年そこそこ。オーストラリアの自然は太古の昔から存在しているけれど、人間の歴史はほんのわずかです。

20140611

地域ビジネス前線

◇県産清酒輸出 過去最多23万リットル(秋田)
県酒造組合(小玉真一郎会長)がまとめた本県の2013年度清酒輸出量は、前年度から23.7%増加し、過去最多の23万7,984リットルとなった。世界的な和食ブームを背景に、主力販売先の米国や東アジアを中心に増加、新たな国への市場開拓も行われている。
県酒造組合の会員39社のうち、22社が輸出に取り組む。国別出荷量が最も多かったのは、米国の13万824リットルで全体の55%を占めた。次いで韓国、中国、スウェーデンだった。年度後半からは全国的に輸出が進んでいないロシアへの出荷が始まった。323リットルとわずかだったが、本年度は年間を通じた出荷が決まっている蔵元がある。(秋田魁新報6月6日付より)