八束特産ボタンの苗木 ロシア西部に本格輸出(島根)
2014年09月03日
エリナのささやき
先月のことです。新潟県とモンゴル北部のロシア国境に面するフブスグル県とが友好交流の覚書を結びました。フブスグル県は牧畜が盛んで、“モンゴルのスイス”と呼ばれ透明度の高いフブスグル湖が名所という土地柄。カシミア関連の産業交流や観光交流が期待されています。▼いつもながら、モンゴルとの交流にはERINAのE研究員が何らかの形でお手伝いしています。どこまでが仕事でどこまでがボランティアか、なかなか線引きできない労力を提供するのは大変です。もうすこし日本語が上手くなればいいのですが。▼20年前ぐらいの前のモンゴルしか知らないエリナちゃん。ウランバートルの景色は変わったのだろうなぁ。紹介できるのは“アラスカのスイス”、バルディーズ。
地域ビジネス前線
◇八束特産ボタンの苗木 ロシア西部に本格輸出(島根)
JAくにびき(松江市)は島根県や松江市と連携して取り組んでいる同市八束町特産ボタンの苗木のモスクワなどロシア西部への輸出を本格化させる。2013年の試験輸出が順調だったため、前年比2.5倍の約500本に増やし、近く出荷。これまで中心だった同国極東のウラジオストクから、市場規模の大きいモスクワなどに販路を拡大する。
14年の輸出は9月上旬に始め、ウラジオストクに海上輸送後、ロシア西部に空輸する。本格化に合わせ、同月中旬にモスクワで開かれる同国最大の花卉見本市に島根県ブースを出展してPRする。将来的には、輸送にシベリア鉄道を活用。ノボシビルスクなど、沿線にある100万人規模の都市での販売も視野に入れている。(山陰中央新報8月26日付より)