北越紀州製紙、新工場完成 中国市場取り込み狙う(新潟)

2014年11月19日

エリナのささやき

エリナちゃんの義兄の家には高倉健さん直筆の署名が入った手紙が飾ってあります。義兄が年賀状に健さんの映画の素晴らしさを書いたところ、その年賀状を受け取った一人に健さんと東映で一緒だった俳優出身の企業家の方がいて、その方が年賀状を健さんに転送したところ、健さん自ら礼状を義兄に送ってきたというのです。「初めてお便りさせていただきます。映画俳優の高倉健と申します。」と始まるその礼状から、健さんの実直さが伝わっていきます。享年83歳、高倉健さんはその逝き方までぶっきらぼうを演じきったかのようです。▼健さんとか寅さんとかも歩いているような、湯島天神男坂の風景。

山田洋二監督の世界・・

地域ビジネス前線

◇北越紀州製紙、新工場完成 中国市場取り込み狙う(新潟)
北越紀州製紙(長岡市)が中国広東省に建設していた白板紙製造工場が完成し、11日、現地で竣工式を行った。新工場建設は、安定的な需要の伸びが見込める中国市場で新たな収益源を確立するのが狙い。12月にも営業運転を開始し、年間売上高約150億円を目指す。
工場は同省江門市の紙・パルプ工業団地に。事業費約150億円で建設された。箱やパッケージに使用する白板紙を年間30万トン生産できる大型抄紙機を1台備える。同社は新潟工場(新潟市東区)などで年約28万トンの白板紙を製造している。中国の工場とは販売先が異なるため、同社は「日本国内の工場の生産体制に変更はない」としている。(新潟日報11月12日付より)