能作、韓国企業と代理店契約 飲食店に錫商品陳列(富山)
2015年01月05日
エリナのささやき
明けましておめでとうございます。今年も北東アジア地域社会が幸せでありますように、皆さまのご支援をお願いします。▼年賀状に使った写真から一枚(↓)。エリナちゃんのコーナーもよろしくお願いします。戦後70年。人生61年。最近、ミスが多くなったなぁと感じます。大きな過ちを犯しませんように。
地域ビジネス前線
◇能作、韓国企業と代理店契約 飲食店に錫商品陳列(富山)
鋳物メーカーの能作(高岡市、能作克治社長)は、韓国で高級飲食店などを経営する「JIN WOOWON(ジン・ウウォン)」と200種類以上の全商品を取り扱う代理店契約を結んだ。同国での代理店契約は初めてで、年間約3,000万円の売り上げを目指す。
能作は、韓国では伝統的に金属が食器に多用されていることに着目し、新たな販路を開拓するため、今月17日に契約を結んだ。ジン・ウウォンは、すし店や焼肉店など富裕層向けの飲食店を韓国で展開。ソウル市内で著名人らが訪れる高級すし店「善水(ソンスウ)」では、既に能作の自在に形を変えられる錫製の食器やインテリア雑貨を展示販売している。(北日本新聞12月23日付より)
◇県対外科学技術交流協創立25年 北東アジアとの絆、末永く(新潟)
特定非営利活動法人「県対外科学技術交流協会(対外協)」が、創立25周年を迎えた。北東アジアの技術者らと地域間交流を重ね、本県の国際化に大きな役割を果たしてきた。新潟市中央区で開かれた記念大会には中山輝也理事長ら関係者約110人が参加し「30周年、50周年に向けてさらなる努力を重ねていこう」と誓い合った。
北東アジアとの技術交流は、中国黒龍江省・三江平原の農地開発プロジェクトに亀田郷土地改良区の故佐野藤三郎理事長得緒中心とする県人らが協力したのが原点だ。地質専門家である中山氏も1980年代に三江平原で地質調査に奔走。その縁で佐野氏から、技術面に力点を置く交流組織の必要性を説かれた中山氏ら技術士たちが89年12月、対外協を設立。中国や韓国、ロシア、モンゴルとの親交を深めてきた。(新潟日報12月24日付より)