台湾で県産品販路拡大 新年度、コーディネーター配置(青森)

2015年03月03日

エリナのささやき

エリナちゃんの読書習慣(197)

9.11の残像は今でも瞼に焼き付いています。イスラエルとパレスチナ、イランとイラク、シリアとイスラム国、ウサーマ・ビン・ラーディンを生んだサウジアラビアなど、中東は多くの日本人に謎の地域です。テロリスト対スパイ、現代のスパイ小説の構図を全3巻にわたって描きだした『ピルグリム』(テリー・ヘイズ、山中朝晶訳、ハヤカワ文庫NV)は3巻でも一気読みしたくなるほどの面白さです。脚本家出身の筆者ならでは臨場感あふれる描写力はさすが。ただ、2巻ぐらいで収められなくもなかったか。▼ピルグリムは、そもそも巡礼者を意味するらしいけれど、日本では演劇もあるし、アニメ曲もある。本書では、テロリストを追うスパイの呼び名。ここ(↓)にも、何者かが潜んでいるような…。

B’zですね

地域ビジネス前線

◇台湾で県産品販路拡大 新年度、コーディネーター配置(青森)

県産品の輸出拡大や本県企業の海外展開支援に取り組む県は2015年度、台湾にビジネスコーディネーターを配置する。リンゴのみならず他の県産品の販路開拓をサポートする。

県国際課によると、台湾では大盛りリンゴの知名度が高い一方、リンゴに次ぐ輸出品を育てることが課題という。4月にもコーディネーターを公募し、現地在住の日本人に委託する予定。市場調査や台湾側のビジネスパートナーの発掘などに当たってもらう。台湾への輸出拡大に向けてはこのほか、現地企業トップを招いてのビジネスツアーや食品系の商談会の開催、工業系の国際見本市への出展などに取り組む。(東奥日報2月25日付より)