ロシアで人気の伝統的ショール

ロシアには180以上の民族があり、それぞれの民族は日常的な生活や大事なイベントの時に伝統的な服を着ます。しかし、ロシア人の80%以上を占める東スラブ系民族は伝統的な服をあまり着用しませんでした。

ところが最近は、伝統的な服への関心が高まってきました。ロシアの著名なデザイナーはオートクチュール・コレクションを構成する時、よくロシア風(スラブ風)の色や装飾を用います。また、一般の人たちにはパヴロフスキー・ポサドのウールやシルクのショール、スカーフが人気になっています。

パヴロフスキー・ポサドのショール=写真=は、18世紀末からパヴロフスキー・ポサド市(モスクワの西約70kmの街)の繊維工場で生産しています。現在、600種類以上のショールが2000以上の模様を使って作られています。伝統的な模様は黒や赤の背景に花の立体的な絵柄、花束、花輪などです。デザインや種類が多いため、いつでもどこでも誰でも着用できます。専門店だけでなく、オンラインショップでも、ぜひ一度ご覧ください。

トッときガイド 2017年 1・2月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.79