いよいよ本番、隣国の冬

新潟から海を渡った先は、寒い。地球温暖化とはいえ、11月になると雪が降り、川が凍り始めます。新潟と友好関係にある中国・黒龍江省のハルビン市でも、ロシア極東のハバロフスク市でも、平均気温が11月から0℃を下回り、翌年の3月まで氷点下が続きます。もっとも寒い1月になると、平均でマイナス20℃程度、最低気温でマイナス30℃を下回ります。

中国とロシアの国境を流れ、対岸が見えないほどの大河・アムール川=写真は対岸ではなく中洲=も冬季は完全に結氷し、上流で両岸の町をつなぐ船はクルマにとって代わります。降る雪は少なく、降水量にして月間10ミリ程度。さらさらと舞い降りる雪は溶けることがないので、ほうきで掃くことができても、雪だるまのように固めることはできそうもありません。

そんな寒い対岸の地からERINAの国際会議などでやって来る人たちにとって、新潟はまさに「避寒地」。観光で来る人たちにとって、スキー場でかく汗は、さぞかし気持ちいいことでしょう。

トッときガイド 2018年 11・12月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.90