中国のハワイ―海南島

海南島はハワイとほぼ同緯度にあり、中国の最南端の省で、「中国のハワイ」と称されています。現在中国政府が開発に大きな力を入れている中国随一のリゾート地です。また、日本に渡航しようとした鑑真が流れ着いた地としても広く知られています。

年間平均気温25℃、コバルトブルーのビーチ、世界レベルのゴルフ場、新鮮な海の幸とトロピカルフルーツ、熱帯の豊かな自然、少数民族が暮らす独特な風情、安い物価など、魅力あふれる海南島に一度行けば、とりこになるでしょう。

以前は中国古代の四大流刑地の一つであった海南島は、今や定年退職後の長期滞在拠点として選ばれています。毎年冬が近づく10月頃になると、中国の東北3省(遼寧省、吉林省、黒龍江省)から「シニア渡り鳥」たちが越冬するために、海南島に移り住みます。南国の太陽の下で「常春」を満喫し、きれいな空気を吸いながら翌年の4月頃まで滞在します。今後も海南島にはより快適な生活を求める滞在者が増え続けるでしょう。

トッときガイド 2019年 5・6月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.93