変わりつつあるロシアの飲酒文化

ロシアで飲まれる酒といえばウォッカ、街には酔っ払いが歩いている、というのが日本の一般的なロシア認識かもしれません。実はロシアでは公道や公園、公共の場所での飲酒が禁止されています。街角の酔っ払いの数は、日本のほうがずっと多いです。ロシア人が日本に来たらびっくりするでしょう。

若者のウォッカ離れは進んでおり、一般的にはワインやビールが飲まれています。最近はクラフトビールが人気で、アイルランドや英国、ベルギーなどの生ビールを日本よりも手軽な値段で飲むことができます。写真のパブでは、日本製のアルコールも2種類、目にしました(両方ともジンでした)。極東ロシアでは日本製のビールが人気です。インスタントラーメンでは完全に韓国と中国メーカーの後塵を拝していますが、ビールの競争力はあるようで、ほとんどのスーパーで売られているほか、生ビールもあります。

トッときガイド 2021年 11・12月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.108