サンクトペテルブルクの少年剣士

ロシア・サンクトペテルブルクに暮らすロシア人の友人のご息子たち(13歳と8歳)が剣道をやっているので、彼らに阿賀野市の手ぬぐいをプレゼントしました。すると私が説明するより先に「これは面の下に着けるもので、“手ぬぐい”というのよね」と言われ、私の方が驚きました。彼らはサンクトペテルブルクの「かえで」という剣道クラブに所属しており、13歳のワーニャ=写真=は、始めて1年半でもう、剣道のロシア選手権に出場するというのです!調べてみると「ロシア剣道連盟」なるものが存在し、国の強化指定選手選考会を兼ねた「ロシア剣道選手権」が開催されていました。

ロシアのプーチン大統領の「柔道好き」は世界的に有名ですが、剣道がロシア国内でここまでスポーツとして認知されているとは正直、思っていませんでした。ワーニャは剣道の精神的な部分にも魅かれている様子。コロナ禍で外国との行き来もままならない昨今。いつか新潟の少年剣士たちとも竹刀を交えてほしいと願ってやみません。

トッときガイド 2022年 1・2月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.109