ウラジオでランチしましょ

万代島は、たとえばサンフランシスコのフィッシャーマンズ・ワーフのように、ランチもディナーも楽しめる界隈が理想ですよね。海の向こう、ロシア・ウラジオストクも、港まち。その街の中心部、市民があつまるスポーツ湾公園の付け根あたりに、水族館やたくさんの魚市場が立ち並ぶウラジオ版フィッシャーマンズ・ワーフがあります。

天気がいい日は、お昼どき、魚市場に寄ってみましょう。冷凍したサケやタラ、燻製にしたイカ、缶詰のイクラなどを奥に追いやって、店先では茹でて冷凍したカニやエビを量り売りしています。これを買い求めて、外のテーブルへ。隣の店でビールを調達して、お日様の下でチビチビやりながら待つことしばし。カニやエビが溶けてきて食べごろになってきました。

ちょうどこの日は、帆船が帆を広げて航海中。“潮風ランチ”、夏のウラジオストクの楽しみです。

同じスポーツ湾に冬、出かけてみましょう。すっかり凍ってしまった海でスケート遊びに興じ、ほてった身体でランチを楽しむウラジオ市民の姿をきっと目にすることでしょう。

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魚市場のエビ

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ウラジオストクのスポーツ湾

トッときガイド 2009年 1・2月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.31