中国総領事らと防災を考える

地方の国際化が進み、災害時の対策や復興についても、私たちは今まで以上に広い視野で向き合うようになりました。東日本大震災でも、多くの外国人が被災し、経済の影響が国際化し、世界中から支援をいただいています。

日本の外国人登録者でもっとも多いのが、およそ3割を占める中国人です。昨年、新潟市に開設されたばかりの中国総領事館は、福島県も管轄し、震災から守るべき人々がさぞ大勢いたことでしょう。地震の翌日には王華総領事みずから現地に向かい、中国人の避難と新潟空港経由の帰国手配に奔走されました。

地震から2週間近く経った3月24日、ERINAと中国総領事館は共同で、「防災」について学ぶ懇談会を開きました。2008年に四川大地震を経験した中国にとって、防災は他人ごとではありません。これとは別に、新潟市では外国籍市民懇談会で「災害とコミュニティ」をテーマに意見交換を重ね、自助・共助・公助の3つの視点で助け合うことを提案しています。3.11は、さまざまな意味で特別の日になるでしょう。

トッときガイド 2011年 5・6月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.45