ハルビンが呼んでいる
しばらく週2往復に減っていた中国・黒龍江省ハルビンとの航空路が、4月26日から3往復に、7月15日からは4往復に増便されます。今年は新潟県と黒龍江省が友好提携して30周年。春の訪れとともに、ハルビンが呼んでいます。
ハルビンが呼んでいるのは空路が増えたからだけではありません。ハルビンの交通事情がみるみる便利になってきたからです。まず昨年8月にハルビン西駅が新しく完成。その西駅と遼寧省大連を結ぶ高速列車が12月に走り始めました。全長900キロ余りを約3時間半で結びます。
これから先もうれしい出来事が。市内では先頃、地下鉄1号線が貫通し、年内の運行開始が予定されています。さらに、ハルビン国際空港がいま拡張工事中。2016年に完成すると、年間1,800万人が利用できることになるそうです。
ウキウキするような話題が届くハルビン。市民もほら、ウキウキしている感じですよ。
ハルビン聖ソフィア大聖堂広場で
ERINA(環日本海経済研究所)
企画・広報部長 中村俊彦
トッときガイド
2013年 5・6月号
「隣国情緒 北東アジアレポート」No.57